風岡未耶 Miya Kazaoka

2000年東京音楽大学卒業後、渡伊。2004年ローマ、サンタチェチーリア音楽院、2006年2年制大学院課程を共に最高点で卒業。

イタリアにてF・メドーリ、M・パンシーニ、F・スカーラ、F・ニコロージに師事。

 

これまでに数多くの国内、国際コンクールに入賞。

主に、セルジオ・カーファロコンクールにモーツァルト演奏賞と合わせて優勝。タールベルグ国際ピアノコンクール優勝。

また二人のイタリア選抜の中に選ばれてシドニー国際ピアノコンクールディプロマ獲得、ロータリー国際2010イタリア管区ピアノコンクール優勝など。

レパートリーは古典から現代までと幅広く、ソロ活動以外にも室内楽、オーケストラとの活動にも力を入れている。これまでにF・マンニーノ、N・サマーレ、S・マオ、L・ロマーノ、L・チェッローニ、G・フラッタ、L・シミオナートなどの数多くの指揮者と共演、成功を収めている。

また、C・ボッカドーロ、M・チェーザ、W・リナルディ、B・パニッティ等の伊現代音楽若手作曲家のオーケストラ、室内楽、ソロ作品の初演、アレンジ、録音等を数多く手がけ、日本でも有名な演奏家、L・ピオヴァーノ(現S・チェチーリア・チェロ主席)や、R・ランファルディ(現RAIトリノ・コンマス)と共演。

 

現在、ローマを拠点にイタリア国内外にて精力的に音楽活動を行っている。これまで百回以上もの演奏会をこなす中で主な物に、ローマ・ボルゲーゼ美術館でのモーツァルトピアノコンチェルト、ティボリ・エステ荘、サレルノ・グァリーリア荘、ソレント音楽フェスティバル’08でのソロリサイタル、アヴェッリーノ・イルピーニャ現代音楽フェスティバル、ポテンツァ・アテネオムジカの定期演奏会でのショパンピアノコンチェルトなどがあるが、各地方紙やテレビ・ラジオ放送での反響も多く、高い評価を得ている。

 

ピアニストとしての活動以外にも、2009年より音楽プロデューサーとして、夏のローマ・オスティアクラッシックフェスティバルを企画、フォーク、ジャズ、タンゴなどをクラッシックに取り入れ、室内オーケストラ2公演を含む、全23公演を行い絶賛された。

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